教員を夢見ている方の中には、美術教師になりたい、と考えている方もいます。美術に並々ならぬ興味関心を持っており、美術に関する知識を深め、研究しながら、その知識を誰かに教えたい。そのような考えを持っている方は、美術教師になるべきでしょう。では、どうすれば美術教師になれるのでしょうか。
まず、教員免許を取らなければいけません。教員免許には、一種免許と二種免許、それから専修免許があります。
一種免許は、四年制大学を卒業した人が取得できるもので、中学、高校、どちらも選ぶことができます。
二種免許は、短期大学を卒業した人が取得できるもので、中学のものしか選ぶことができません。しかし、通信制大学を卒業すれば、高校も選べるようになります。
専修免許は、修士を卒業した人が取得できる免許で、一種と同じです。
美術の先生になるためには、三つのうち、一つを取得する必要があります。
美術の先生に向いている方は、まず、当然のことですが、コミュニケーション能力がそれなりにあり、生徒に分け隔てなく平等に接することができる方です。さらに、パソコンで分かりやすい資料が作れると、より教育の幅が広がります。ぜひ、質の高い教育を行いましょう。