夏休みは期間が長く、保護者が仕事でいない家庭が多い中で、起きてしまうさまざまなトラブルがあります。保護者のなかには、夏休み中のトラブルに対しては、学校が対抗してほしいと訴えることがあります。
夏休み中におきたトラブルは誰が対応すべきなのでしょうか。学校外で起きたトラブルは家庭で対応するというのが基本といえます。学校へ相談されるからといって、保護者の顔色ばかりうかがって、いつも対応していると、学校運営が成り立たなくなっていきます。いつか限界を迎えます。
学校と家庭との線引きをしっかりとしておくこと、相談を受けても直接対応することのないようにすることは重要です。ただ対応しないことにしても、突き放すのはなく、可能な限り子どものために相談に乗ることは、保護者との良好な関係に繋がり、子どもの状況把握にもなり、情報を共有することができます。