「自分が勤めている学校についてブランド力を高めて、知名度を上げたい」、「生徒一人ひとりの成績をアップさせて、難関の学校への進学率を上げたい」、このような希望を抱いている学校経営者や教師は沢山いると思います。
学校コンサルタントは、教育機関にむけて経営に関するアドバイスや、教育改革についてのコンサルティング、学校運営を行っていくなかでの生産性の向上の支援を実施しています。その他、生徒に対しての学習計画の立案、進捗管理を行う場合もあります。
ここでは、学校コンサルタントを手がけている機関・企業について、事業内容を含めていくつかご紹介していきます。
※当サイトに掲載している情報は令和4年4月時点のものとなります。予めご了承ください。
学校コンサルタントを手がけている機関・企業3選
学校コンサルタントの事業を行っている機関・企業は色々とありますが、それぞれで事業内容や特色が異なります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
*学校リスクマネジメント推進機構
学校リスクマネジメント推進機構は、学校における危機管理を主に扱う専門機関です。学校を運営していくうえで、さまざまな危機が生じます。例えば、子供の両親からのクレーム(モンスターペアレントへの対応)や、教師から生徒へのセクハラといったものが挙げられます。
学校リスクマネジメント推進機構では、このような危機に対して、発生の頻度を少なくするとともに、危機が発生した場合の影響を極力少なくするといった支援を行っています。
日本国内において、企業における危機管理支援については多くの企業が存在しますが、学校における危機管理支援に特化した企業は珍しく、あまり見られません。
学校リスクマネジメント推進機構では、これまで手がけた学校現場での支援経験を蓄積し、事例を多く重ねていくことで、柔軟な危機管理支援を行っています。
*WENESS
WENESSのコンサルティングの特徴は、学校経営を行うクライアントに対して、目的に資する目標の達成のサポートを掲げています。
これまで大手の予備校や大手の教育関連企業で培った経験を活かして、学校経営の支援を行う教育業におけるコンサルタントであると明言しています。
WENESSのコンサルティングの手法ですが、まず、「正解を押し付けない」ということ。何が正しいかということについては、それぞれの学校によって異なります。教師と対話を重ね協働することによって、正解を導くサポートを行います。
そして、WENESSは「校内会議の生産性向上」を掲げています。これは、学校内での職員会議のこれまでの在り方を見直し、出席者に対して会議への積極的参加を促し、会議自体の生産性を向上させていきます。
また、学校内で取り組むプロジェクトについて、計画から実行までのリードタイムを削減し、改善行動を実現のサポートを行います。
WENESSがこれまで実施したコンサルティングにより、難関大学への進学実績アップなどの事例も多数あり、多くのクライアントから支持されています。
*船井総研
船井総研の学校コンサルティングでは、大学・短大・専門学校を対象にした、学校経営を軌道に乗せるためにガバナンスやマーケティングといった観点から課題解決を行っています。
具体的な支援内容については、オンライン授業やICTの環境整備などオンライン教育全般を手掛ける「オンライン教育ソリューション」や、ホームページや動画、ネット広告、SNSなどオンライン上で展開する施策を行う「オンライン広報ソリューション」といった支援を展開しています。
まとめ
学校の運営者や、学校で働く教師など、学校を運営していくうえで日々さまざまな課題に直面することも多いかと思います。
学校コンサルタントは、機関や企業によってサービス内容や特色が異なります。
学校内の問題について、なかなか自分たちでは解決が難しいと感じられる場合や、今よりももっと学校をよくしていきたいと強い志をお持ちの方は、ここで紹介した内容を参考に学校コンサルタントへの依頼を検討してみましょう。